〔米国株〕ここから底は無いと思ったソコが天井

びたみんしーただです。

ややこしいタイトルですね。でも口に出して見ると意外に気持ちがいいんですよ?

二番底,三番底論

コロナの影響下での株価変動にヒヤヒヤする毎日ですが、最近は調子よく上げています。

何故上げているのかわからないぐらい上げています。また何故下げないのがわからない局面も出てきました。

例えば、つい2営業日前(5/19)には、米国内でワクチンの有効性が確認されたことに端を発しその日の市場は大きく上昇しました。

【ニューヨーク=西邨紘子】米バイオ医薬ベンチャーのモデルナは18日、開発中の新型コロナウイルスワクチンの初期の治験の結果が有望だったと発表した。異なる量を投与した複数の治験参加者から抗体を確認できたという。7月には大規模な治験に移行し、早期の量産を目指す。有効なワクチンの供給体制が整えば、経済の本格的な再開を後押しする可能性がある。

引用元:日本経済新聞

しかし、次の日の5/20には過度な期待に対して警鐘を鳴らす報道がなされましたが株価は前日の上昇に比べて大きく下落しませんでした。

19日の米株式相場は4営業日ぶりに反落。米バイオテクノロジー会社モデルナによる新型コロナウイルスワクチンの治験について、成否を判断する上での極めて重要なデータが十分示されていないとの一部報道が嫌気された。モデルナは前日、この治験で有望な初期結果が示されたと発表していた。原油と米国債は上昇。

引用元:ブルームバーグ

このように、一見すると素直に情報に反応しているように思いますが、実際は「耳障りの良い情報にのみ過剰反応している」状態です。

エコノミストは以下のように語ります。

一方で、レイ・ダリオ率いる世界最大のヘッジファンドであるブリッジウォーターは3月の大底で株式は買っていないとしています。

これが意味するものとして、相場の展望は今後ベアマーケットに正式に突入するとの見方もあります。確かに現時点で多くの皆さんがこの相場が実体経済を反映したものではないと気づいていると思います。相場は景気の先を行くものではありますが、あまりにも実態を無視した株価の上昇はプチバブルを引き起こしかねません。すなわちそれが弾ける時にはそれ相応の下落の仕方をするでしょう。

また、ここ最近は出来高が少ない状態で株価が上昇する傾向が見られますので、これを考えると個人投資家の資金が相場を支えているという側面もあるでしょう。しかし、これらの資金はヘッジファンドに簡単に焼かれることになります。

スタンスの取り方

こんな時は無理に動く必要はないでしょう。やることと言えば節約して現金比率を高めるなどすると良いと思います。

私の見立てではこれまでの上昇は帳消しになる下落トレンドにこれからはいると見ています。

根拠はやはり失業率の上昇に合わせて株価が上昇するなどというのは「あべこべ」の経済であるからです。

短期で値上がり益をを得たい方は程々にしておきましょうね。

買いのチャンスはそのうち来ます。

全ての投資家に幸あれ

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