こんにちは。びたみんしーただです。
今回は、先日8月のPFを考察した際に記述した、高配当銘柄の組み入れについて僕自身のリマインドも兼ねて記述していきます。実際この手の記事は各所で考察等々行われているかと思いますが、ご興味がありましたらお付き合いください。
ちなみに、8月のPFについての記事は以下をご覧ください。
目次
高配当銘柄を組み入れる理由
元々グロースばかり運用していた僕がなぜ配当再投資を検討し始めたかというと、Twitterを初めてまだ日が浅い中、かなりの確率で「ある本」を見かけました。それが「株式投資の未来」です。僕もさっそく購入して読み進めています。あと3分の1ぐらいです。
そんなに新しい本ではないのですが、書いている内容については目から鱗の事ばかりです。詳しい内容は書くことができませんが、実際にS&P500を1つ1つ紐解いて考察をしているあたりも根拠として非常に強いものを感じますし、何より歴史から学ぶべきことがいかに大事かというのを思い知らされます。また、大企業の大企業たるゆえんや、具体的にどういった銘柄を選定すればよいかというヒントも書いてあるのでかなり勉強になりました。
高配当銘柄の選定基準
今回から何度かに分けて僕の気になった銘柄を1つずつピックアップして考察していきたいと思います。
注目していく点として以下が挙げられます。
- 配当利回り2.0%以上
- 予想PER ≦ 市場平均以下か否か
- 配当性向の余裕
- 株単価
以下、これらを重要視する理由です。
配当利回り2.0%以上
高配当銘柄ということですので、これは外せません。ただもっと利回りの良いところもたくさんあるのにあえてこの2.0%に設定するかと言いますと、成長と共に配当を開始する企業について取りこぼさないよう配慮するためです。配当金再投資は積み立てと継続が大事ですので、配当開始から増配、そこからの株単価の上昇など拾えるものは拾いたいという若干浅はかな考えでスクリーニングしていきたいと思います。
予想PER ≦ 市場平均以下か否か
高配当銘柄ということです
投資をするにあたって、特に成熟した企業に対しての投資はPERを重視するのは肝要だと思います。グロースは逆にPERでは計れない部分も部分がありますが配当銘柄は別です。それが市場平均以下かどうかということは注視します。また、低すぎる場合も要注意とみなしてスクリーニングしていきたいと思います。
配当性向の余裕
長期で投資するにあたり、ここも重要です。投資して間もない間に配当性向がオーバーフローしてしまうと増配などの+αが受けにくくなる可能性があるからです。最悪減配もあり得ます。このため、配当性向にある程度余裕があるのかどうかを業績推移とともに考慮するのは大事だと考えます。
株単価
僕は薄給サラリーマンですので、決まった時期に決まった額を投資するにあたり、あまりに株価単価が高いと積み立てできない可能性があるので、悲しいことにこれを考慮せざるを得ません。100ドル以下であれば買い増ししやすいのでうれしいですね!
今回の考察銘柄:【PFE】ファイザー
企業概要
ファイザーは、アメリカ合衆国ニューヨーク州に本社を置く製薬会社である。2013年世界の医薬品売上高で一位である。ニューヨーク市マンハッタン区のグランド・セントラル駅に程近いミッドタウン東部に、本社ビルを所有している。ダウ平均株価の構成銘柄に選ばれている。
引用元:ウィキペディア
- セクター :ヘルスケア部門
- 時価総額 :237,141.60(百万ドル)
- 売上高 : 52,546.00(百万ドル)
- 当期純利益: 10,605.00(百万ドル)
- 一株配当 :1.36ドル
- PER :18.20倍(市場平均実績:22.93倍 予想:16.47倍)
- 配当利回り: 3.37%
- 配当性向 :44.50%
- 株単価 :40.50ドル付近(8/7場中)
直近の決算 2018/7/31 第2Q四半期決算
- 売上高:13.47億ドル(予想から+0.16億ドル)
- EPS:0.81ドル(予想から+0.07ドル)
以下、次期決算ガイダンス
- 売上高 :53.5~55.5億ドル(予想から+0.5憶ドル)
考察
重要視する項目
僕が事前に挙げた重視する4つの項目
- 配当利回り2.0%以上
- 予想PER ≦ 市場平均以下か否か
- 配当性向の余裕
- 株単価
これらに関して、PERが市場平均の予想値よりも高くなっています。このため、すぐに買い付けた場合は若干の割高感が否めません。というのもチャートを見るに好決算が反映されていて株価も上昇しています。一方で他の項目は満足している銘柄となります。
ヘルスケア部門の闇について
僕は普段こういった銘柄を調べたりすることはないため、前章のようなファンダメンタルズは知りませんでしたが、少し興味深い話を以前聞いたことがありました。
詳しく記述していいものか悩んだ結果・・・書きませんが、ご興味のある方は「エボラ 製薬会社 ワクチン」で検索してみてください。どこまで真実なのかわかりませんが、以前のアフリカ大陸でのエボラ出血熱の件で製薬会社は恩恵を受けたことは確かです。確かこの時はかなりの額の公的資金が導入された・・・と記憶しています。
もし間違いであれば上記の記述は削除しますのでお知らせください。
まとめ
いかがでしたでしょうか?個人的にはかなり良さそうだなと思っています。ただ割高感はありますので、買い時は今ではないのかなとかも思っています。3Q決算でガイダンスが市場予想を下回らないかなと勝手にニヤけておきます。
実際ヘルスケア部門は人間がサイボーグにならない限りは必要な部門であると思います。ただ、武田薬品なんかのわけのわからん買収が行われたりすることも念頭に置かなければなりません。そういう意味ではファイザーはダウに帰属する優良銘柄でもありますので優位性は高いと思います。
今後は当記事以上にファイザーの事を調べてみたいと思います。特に事業内容はもう少し勉強しないとなぁという感じです。
長文失礼しました。
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