〔米国株〕好調!半導体関連株!『還ってきた・・・!戦士たちが還ってきた!』

こんにちは。びたみんしーただです。今回は久しぶりに、最近ようやく息を吹き返してきた半導体株について解説していきます。

はじめに

年明けからダウ平均やS&P500指数が好調となっており、その他のベンチマークに関しても基本的には好調のようです。

そんな中、昨年度後半からの半導体の不調、とりわけNVIDIAが暴落したわけですが、そん中で最近は少し息を吹き返してきているようですね。

今回は、そんな半導体関連株の追い風となっているニュースについて解説していきたいと思います。

半導体は最新技術を牽引するためのマストピース

半導体株は、毎年見本市を行い、各企業の技術力を競い合います。それが“CES(コンシューマー・エレクトロニクス・ショー)”です。

CES(シーイーエス)は、毎年1月、全米民生技術協会 (CTA) が主催し、ネバダ州ラスベガスで開催される電子機器の見本市である。業界向けの見本市で、一般への公開はされていない。展示会には多くの新製品が出品され、プロトタイプ(試作品)も多い。当初から長らく名称はConsumer Electronics Showだった。現在、CESではConsumer Electronics Showとして紹介しないように公式に記している。ラスベガス・コンベンションセンターを中心として開催され、一部の特定分野は別会場となっている。

引用元:ウィキペディア

このイベントは、試作品なども含まれるため、所謂モーターショーのコンセプトカーのような製品の紹介なども行われます。そして関係者のみでのイベントとなるため、よりハイレベルなプレゼンテーションをした企業が大きくフィーチャーされるような仕組みです。当然各社お抱えの記者がいたりもしますが、重要なのは、それ以外にも反響があったかどうかでしょう。フリーのライターなども参加すると思われますので、そういった人たちの生の感想や記事がその企業の技術力と先進性を表すものと思われます。

ここ数年は、自動運転や5G、AIなどの情報処理による競争が激化していますが、当然それらの処理速度や効率と言ったものに関係が深いのが半導体です。半導体の高性能化=次の技術革新へのマストといっても過言ではないでしょう。

NVIDIAの決算で仮想通貨市場が大きく外れるなどすれば、企業は大きなダメージは受けますが、これまでもこうしたことをのらりくらり繰り返しながらこの業界は育ってきたのです。

2019年の最終上昇潮流、半導体へも波及

今年は大統領就任3年目ということもあり、大統領の掲げる政策が市場にプラスになるような動きになるという可能性が高いです。また、これまでと変わらずにAIや5Gと言った銘柄もテーマで買われる可能性もまだあります。

当然、それ以外にもAIソリューションが充実してきた昨今は、データセンターなどの大型スパコンの数や処理能力が一層ニーズが高まると予想されますので、ディープラーニングの処理能力や演算の高度化を可能にした半導体を製造する企業の業績は上振れする可能性もあると考えられます。

半導体指数

半導体指数SOXを見てみると、12月の高値付近まで戻してきています。これら半導体は、例えば生活必需品となるようなツールができた場合、そのツールに半導体が使用されるとなると、完全普及(80~90%以上)までは需要過多が生じますので、スーパーサイクルと言われる好業績サイクルに入ります。例えばインターネットという技術革新により、PC本体の売れ行きが好調になりましたが、その時は半導体関連株は株価が上昇していることなどが挙げられます。

また、NVIDIAの仮想通貨用マイニングGPU問題に代表されるように、その需要が縮小すると在庫処理難に陥り、突如として業績が悪化し始めます。これがシリコンサイクルのピークアウトです。

では、今はどの位置にいるのでしょうか?

その判断は非常に難しい局面にあります。現在、テーマ買いなどで代表されるAIや5G、自動運転などの分野に関しては、それぞれ同じ半導体製品を利用して成り立つものではありません。当然利用用途によって製品が違ってきます。これまではとりあえず“テーマに乗れば”“セクターに乗っかっておけば”というような風潮があり、ハズレがなくまさにスーパーサイクルのような状態思っていましたが、今後は状況が一変すると思われます。どの分野に注力して展開する半導体企業であるかというのは非常に重要なところです。

5Gを掲げて製品開発や生産に尽力したとしても、この5G自体が仮に大滑りした場合には目も当てられないような状況となるでしょう。また、仮にテーマを絞れたとしても、それに適するのがCPUなのかGPUなのかFPGAなのかはまた別の話です。このため各企業はそれぞれに食い扶持の分野を如何に盤石にしておくかも重要です。

NVIDIA

続いてNVIDIAのチャートですが、SOX指数とは若干乖離があります。特に11月中旬の失望決算により、逆にSOX全体が引き下げられているような動きとなりました。NVIDIA自体は半導体関連株の中でも影響力があるため、SOXの先行指数のように動いていました。

現在は底を打って上昇し始めました。10月の290ドルを付けてから約3か月・・・ようやく少し兆しが見えてきたかなと思います。とりあえずは12月の最高値に向けての相場を展開してくれればと思いますがどうでしょうか?

今回のCESでは、NVIDIAのCEOであるジェンスン・フアンさんが登壇し、これまでの自動運転向けGPUのプレゼンテーションではなく、ゲーミング用GPUの新製品を発表しました。

以前、記事でも紹介しましたが、レイトレーシングの技術が他社を寄せ付けず圧倒的であるため、その技術力を前面に出してきたのだと思います。BF5(バトルフィールド5)というゲームで実装されそうですが、いわゆる『リアル感』がかなり増すと思われます。これらの技術は製造側はもとい、我々末端の消費者層にも目に見える形で反映されると思いますので楽しみですね。

AMD

AMDですが、チャートを引きで見るとSOX指数などと変わらぬ動きをしているように見えますが、株価自体が20ドル前後であるため、数%の値動きがあります。比較的ボラリティの高い銘柄となっております。一時期は自作PCなどのマニアックな分野の方々に人気がある半導体メーカーと言うイメージがありましたが、最近は企業用PCにデフォルトで搭載されていたり、Intelを超えるとまで最近は言われるようになりました。

今回のCESですが、開催前にプレスリリースを行い、GPUの新製品の発表をしています。CESもこれら製品が搭載されたノートPCを公開していたようです。AMDは最近CPUも積極的に開発しており、Intelと比較されていましたが条件が整えばNVIDIAの同クラス製品を超えるということです。

ただ、これらのAMDのCPUやGPUの製品ですが、懸念されているのは安定した動作です。利用者のレビューなどにも散見されますが、安定したパフォーマンスが保たれなかったり、正常に動作しないなどの問題があるそうです。これが顕著に表れているのはIntelが性能で劣っていたとしても採用されているということです。現時点では一定以上のパフォーマンスがあればその上はコストパフォーマンスや動作安定性で選択される傾向にあるのかもしれません。

IntelはこれまでITバブルからPC向けのCPU製造で圧倒的な存在感と独占的販売を行ってきましたので、そのブランド力の牙城を崩すには相当の労力がかかりそうですね。

戻すと言っても全戻しはない

年明けからの好調な相場ですが、おそらく半導体をはじめとするハイテク関連株は昨年10月中旬あたりでのピーク相場まで戻すことは難しいと思います。今回の上げの理由としては、FRBのパウエル議長の発言がタカ派からハト派に転換があったということがカンフル剤となりました。

しかし、米国経済自体は多大な債券で成り立っているとの見方が強いことから、これまでのように好調な市場を引き締めることによって国内の運営を健全化していく必要性があります。それを逆に撤廃してしまったため、市場の崩壊を前に国全体の運営の先行きが不安定になってしまいました。

おそらくこの債権と利上げと市場の関係は2019年も変わらずに株価の影響を左右することでしょう。ただ、これまでと違うのは金利を上げるタイミングを大きく失った可能性があるため、今後利上げのタイミングを計るのが難しくなったことや、政府機関の閉鎖期間が長期化するなど、政治的状況の懸念もあることです。

これらは投資家心理のピリ付きや過剰反応が市場に反映されやすく、短期での売買は特に難しくなりそうです。また、中長期で見ても相場環境が不安定な中で好決算を発表しても業績相場ではないために、その好決算が織り込まれない場合があります。このような状況が続くと、昨年のピーク時まで株価を戻すのは難しくなるのではないかと考えます。

おわりに

いかがでしたでしょうか?

以前も書きましたが、『山火事でどの木が火に強いから大丈夫』というのはあり得ない。ということです。相場環境が悪ければ業績もクソもないんですね。

また、そのような相場環境では、『買い』と『売り』2つのオプションを持つことも生き残るための手段かもしれませんが、我々日本人投資家は、普通は米国株を空売りできない我々は基本的には株価の上昇のみで利益を取っていくわけですので、米国人に比べて切れるカードは多くありません。

では、どうするか?人それぞれ答えがあるかと思いますが、僕の場合はハイテク関連株がある程度利益を取れたら、もしくは含み益がなくなった時点で現金化しようかと考えています。とは言え一部の銘柄ですが。

そして大きな下り坂が来た時にディフェンシブ系の株式をナンピン買いするのが最も賢い選択かもしれないと思っています。どのみちそろそろこれまでの業績相場は終了します。冬に備えた冬支度をする上でも、最後の上げ相場と言われる2019年を上手く活用していきたいですね。

最後までお読みいただきありがとうございました。

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