こんにちは。びたみんしーただです。
先日NVIDIAが決算大滑りをカマしてから、『僕がホールドしていますよ。』と言う記事に非常にアクセスいただいています。中には長期目線を模索した検索で訪問してくださる方々もいらっしゃるので、今回は、そんなNVIDIAを長期目線で投資することについてポストしていきます。
今回はPart.2です。Part.2は今のNVIDIAは『買い』なのかどうかについて記述します。
目次
はじめに
当記事の前段として、『グロース株の宿命』を体現したNVIDIAについて考察しています。以下の記事をご参照ください。
NVIDIAは『買い』なのか?
現在の株価状況
- 52週高値 292.76 (-46.25%)
- 52週安値 133.31 (+18.04%)
- 目標株価 230.2353
- 予想PER 22.62倍
割高?割安?
今回の決算以降の株価推移では上場来最高値から50%弱も落としましたのでそろそろ頃合いだと思う方もいらっしゃると思います。しかしながら、グロース株としての株価調整を終えた一方で、未だに市場に対しては割高であることがわかります。
2018年11月30日 時点での各指数の平均PER
- ダウ :15.99倍
- ナスダック:19.05倍
- S&P500 :16.65倍
特にFANGなどの割高銘柄の含まれるナスダックやS&P500指数はダウ平均に比べて割高です。景気の好調時はこの市場平均が25倍程度まで上がることも考えられますが、今回の下落によりこちらも大きく調整されました。
つまり、現在価格で22.62倍のNVIDIAは割高と考えられます。どこに連動することを見るのが良いかは人それぞれですが、一般的には15倍程度が適切であると言われておりますので、まだ株価は下げる余地が残っています。
グロース株なんだからPER関係ないんじゃないか?と言うのは危険
これまでNVIDIAはグロース株として紹介してきましたが、今回の決算ガイダンスで大きく下げ、その土俵すら怪しいと思われています。と言うのも、現在は在庫処理で終われており時期以降の業績は成長率が大幅に鈍化するとガイダンスがあったためです。
この在庫処理についてですが、見立て(ガイダンス)では2期程度で改善されるとコメントが出ています。しかし、仮想通貨市場がかなり冷え込んでおり、アメリカの仮想通貨を扱っていた取引会社が経営破綻をしたとのニュースがありました。
このように、ガイダンスが仮想通貨市場の冷え込みをどの程度織り込んで発表したものであるかはわからないため、鵜呑みにするのは危険なのではないかと考えています。つまり、時期以降のガイダンスも下方修正がある可能性は十分あり得るということです。
入るタイミングはあるのか?
僕の私見ですが、仮に新規で買うとすれば次の決算後のタイミングが良いのではないかと考えています。
場合によってはまだ割高ですので、下げの余地があると考えていいでしょう。時期ガイダンスで下方修正があった場合は今回の底となった140ドル前後を割る可能性も十分あり、120ドルくらいまでは下げを覚悟した方がよさそうです。
また、仮に在庫処理がうまく進んでいるとのガイダンスが出たとしても、販売市場である仮想通貨市場が低迷していることを考えると、市場動向に逆張りするリスクは非常に大きいのではないかと思います。
おわりに
いかがでしたでしょうか?
下げた株を買う際、メンタルコントロールが難しいとされています。何かルールを作ってそれにすがるのが最も良いとされていますので、そのルール作りにまずは徹したほうが良いかもしれませんね。
僕の場合は50ドル切り上げたら買うようにしようかなぁなんて思ったりです。まだまだ先の長い話ですから現実味がわきませんが、投資家はシビアな未来を想像しながら投資することが大事ですね。
次回Part.3は NVIDIAを買っていい人、悪い人 についてポストします。お楽しみに~。
最後までお読みいただきありがとうございました!
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