当然の結果!?FANG四天王最弱と言われたNETFLIXの第3四半期決算!

びたみんしーただです。今回はNETFLIX(ティッカー:NFLX)が第3四半期決算を発表しましたので、これらの結果を踏まえながら考察をしていきたいと思います。

はじめに

今回の決算を迎えるにあたり、市場の地合いはかなり悪い状態でした。また、大きく下げる前にもモルガンスタンレーが目標額を下げることを発表するなどまぁまぁなネガティブニュースが流れていました。

しかし・・・僕個人としてはこんな感じでした!

この時の心境をもう少し詳しく解説すると、僕は普段家に帰ったら毎日にiPadかテレビでNETFLIXを観ます。民放なんかはどんな番組をやっているのかさえ知りません。ニュースも朝の準備の時に天気予報と時間確認用に観るぐらいです。

ですが、NETFLIXだけは毎日毎晩観ています。理由は魅力的な番組がかなり多いからです。また僕の場合は録画機能と機材が整っていないために民放でリアルタイムで・・・と言うのは結構難しいのです。そういった意味でもいつでもどこでも観られるNETFLIXは今の生活において非常に優秀なサービスなのです。

NETFLIX 第3四半期決算 概要

では、今回の決算内容です。

全体概要

  • 売上高:40.0億ドル(予想とNearly , 前年同期比+33.8%)
  • EPS:0.89ドル(予想から+0.21ドル)
  • 総新規加入者数:+696万人(予想から+196万人)
  • 海外新規加入者数:+587万人(予想から+152万人)
  • 米国内新規加入者数:+109万人(+44万人)

以下、次期決算ガイダンス

売上高 :41.9億ドル

EPS:0.23ドル (予想から-0.11ドル~-0.47ドル)

個別事業推移 概要

続いて財務状況と個別事業の推移です。

決算所感

全体概要

決算の全体的な所感としては安定しています。過去2回の今年度決算と比較すると前年同期比に見劣りする部分がありますが、言及するほどの差ではないです。慣れというのは怖いもので近い過去に好決算を連発する流れを作ってしまうと、今回のように決算内容が良くても株価が織り込んでしまっていてあまり市場が反応しないという場合があります。

と言うように内容としては申し分ありませんが、これまでの流れからすると超サプライズ決算というわけではありませんでした。しかし今回は、株価が異常に反応しました。

今回は決算直前の長期金利上昇による大幅な下落や目標株価の下げに関するニュースなどがあり決算前は株価を大きく下げていました。普段の決算前よりも悲観的な投資家心理が影響したのだと思われます。

加入者の大幅な増加と加入者予測精度

また、前回決算時に目標加入者数を達成できなかったことや今期決算までの間に月額料金の値上げなどがあり、加入者数の伸びに対しても悲観的になったのではないかとも考えられます。しかし、今回は予想以上に伸びたということが好決算を印象付ける結果となりました。前回の加入者予想が控えめだったのも値上げによって加入者数の増加率が見込めないと考えたためでしょう。

堅調な推移が見て取れます。NETFLIXやFBといった加入者向けサービスは業績予想をする際に、加入者数を利用して推定していくことが多いために、加入者数の増減が決算状況に反映されていきます。ちなみにAmazon Primeも加入者数予想は必要ですが、メインはあくまでも小売業であるため、上記2社と比較すると重要度が若干落ちます。

話を戻します。NETFLIXは前Qの決算時に加入者予想から下振れしたため売られる要因となりました。特にこういった有料会員向けコンテンツを軸に運営する企業からしたら、増えているのにも関わらず売られるという現象が発生します。つまるところ、加入者予測は正確でなくてはなりません。

加入者数は上振れしているうちはいいかと思いがちですが、それを予測できないということは、事業モデルの費用対効果を適切に評価できていないということの裏返しにもなります。つまり、上振れであっても下振れであってもブレること自体がそのまま企業評価に反映されやすいのです。

このように、加入者予測の正確性と言うのは非常に重要なわけですが、今回の決算ではその誤差が過去最少となったと報告書に記載がありました(まだブレはありますが)。これは非常にポジティブなニュースです。今後もこれらの精度が高まれば、投資家は安心して投資ができますし、企業は費用対効果の見込み計算を正確にすることによりビジネスモデルの構築や選定に一定の信用を示すことができるのです。ちなみにガイダンスの売上高もピタリ賞でしたよね!

会費の値上げはもはや下落要因ではない

なんにしても予想を裏切り好決算であったわけですが、個人的には全く悲観的ではありませんでした。なぜなら、今回は会費の値上げを発表したことによる加入者数の増加を嫌って下げていましたが、過去にAmazonがPrime会員の会費値上げをしても加入者数の増加率に影響がなかったためです。

NETFLIXは僕も含め多くのユーザーがかなりの頻度で利用しています。Prime会員と同じで既に生活の中に組み込まれたシステムになってしまっているのです。それをわざわざ解約するという手間をかける人は少ないです。

また、NETFLIXに関してはこれまで月額料金が650円~と安すぎやしないか?と思っていました。それが800円になったわけですが、個人の消費範囲の中で考えると特段影響が出る価格ではないです。ちょっと高級なコンビニのプリンぐらいの感じです。

今回の値上げ敢行によって、加入者の増加率、総加入者数へ特段影響しなかったわけですが、その結果、財務上はかなりポジティブなファクターとなりました。定期的収入が増えるだけの結果になったわけですから、業績が好調になるというのは読めていたわけです。あくまでもAmazonの例を取っての話で若干毛色は違いますが、そもそも月額会員費を払っている人は「よし、妥当な値段だ」と思って加入しているわけではなく、サービスを利用したくて加入しているということなのですね。

つまり、今回の好決算自体は『当然の結果』と言えるのではないでしょうか?

これを示す話題が報告書内で見られました。僕の英語力なので間違っていたら教えて欲しいのですが・・・。

「無料利用期間を設けてもそれが有料会員になるための販促にあまり影響してこない」

との記述がありました。NETFLIXは従来から2週間程度の無料お試し期間で販促を行ってきていたのですが、それが有料会員へ導く導入経路になるかと思いきや、そうではないということなのでしょう。つまり、上述したように、有料会員になる人は最初からなるし、どれだけ無料期間があっても、それが終わったら解約する人が多いということなのでしょう。結果として、NETFLIXは今後無料期間のキャンペーンを廃止する旨だそうです。

今後の動向

株価

10/19時点のチャートを見るに、好決算どこいった?という内容になっています。

これは先週の大幅な下落の影響が余波として残っているものと思われます。当初からFANGに関してはPERが非常に高く好調な市場だったからこそ買われる銘柄でもあったわけですので、一旦市場がファンダメンタル回帰の情勢になっていることが現在の株価に反映されているのだと思います。このため、どうしても地政学的リスクや市場の流れには逆らえませんが、潜在的にはこれから400ドルを目指す展開が近日中にあるのではないかと予想していますので、それまでホールドです(・・・というかNISAで持っているので)。

精算のタイミング

僕はかねてよりNETFLIXについては400ドルで売却するとこのブログで明言してきました。この考え方は決算をまたいだ現在も変わっていません。正確には、決算後の時間外の時に昇竜拳(上げ)していたので若干その考えにブレが生じましたが、市場が始まってからはその上げも落ち着いたので、当面の目標を変えないことにした。って感じです。

こんなに自分でも利用しているんだから、業績は今後も心配ないかな。なんて思っています。

おわりに

いかがでしたでしょうか?決算予想がバチっとはまったのは結構久しぶりです。前回はいいと思いきや保有ストックが軒並みスベったのでヒヤヒヤしたもんです。

僕の投資スタイルとして、何度も売買を繰り返すことはしていません。当然情勢に敏感になることは大事ですが、それに一喜一憂して振り回されると僕のような素人投資家は太刀打ちできないのです。その中でうまいこと立ち回っている人はすごいなぁと素直に感心します。

ただ、投資の基本はバイ&ホールド、その銘柄と結婚する気持ちで投資をせよ!なんていいますが、僕はまだ独身ですので、後者は理解できませんが、長い付き合いを前提に保有するというのは非常に大事な考え方だと思います。

これからの通期決算、NETFLIXはじめ保有銘柄が好調であるよう願っています。

最後までお読みいただきありがとうございました。

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