目次
はじめに
こんにちはびたみんしーただです。今回はハイテク投資についての個人的見解を述べていきたいと思います。
ここ数か月、ハイテク関連株の値下がりが目立ちますね。一部好調な銘柄もありますが、昨年あたりの好決算連発の状態とはかなりかけ離れてきました。むしろ生活必需品関連株などの決算が安定しており、企業側の消費と言うよりもむしろ個人の消費にシフトしてきているように見えます。
保有銘柄
月間報告もおざなりのため忘れている方もいらっしゃるかと思います。実はここ数か月はライフイベントで色々とありましてどうしても投資にお金を回せない状況が続いておりました(言い訳)。
それはともかく、現在の保有銘柄については以下を参照ください。
ハイテク株の不調
好調だったハイテク株
私が投資を始めた2017年頃、ハイテクはほぼすべてとの人と言っていい程の人気ぶりがありました。トランプが大統領に就任してからアメリカ全土の景気の潮目が変わり、好調な市場が続いたためです。またそれと同時に人工知能技術に起因する半導体ブームもありました。その結果ハイテク関連は何かとAIに関連付けることで投資家たちの目を煌めかせたのです。
最近のギャップ
しかし、ここ数か月の様子を見るにその勢いは既に沈静化しています。実際に導入を経てその課題や、現在の技術水準では実現不可能であることなどが明確化してきているのです。最近のハイテク関連のビジネスと言っても最近よく聞くのはサブスクリプションによるクラウドサービスがメインです。なんでもかんでもAIって言えばいい問題じゃないって思っていました。また、つい最近まで自動運転やらロボットやらと騒いでいたようですが話題性に欠けるのか飽きがきているのか何の音沙汰もなくなりました。
景気後退リスク ~大統領選~
現在、景気後退へ向けたアイドリング期間だと指摘する投資家などが少なくありません。ただ株価を見ているとなんとなくですがここから上がっていく想像がつきません。特にその感覚を後押ししているのはトランプの再選が危ういのではないかと言うところです。元来、市場は景気を先取りする傾向があるために、アメリカの大統領選などのビッグイベントのおおよそ1年程度前に一度景気が上向くと言われていました。しかしどうでしょう?対中リスク、対イランリスクと言ったバッドニュースが多いことで景気は上向くどころか予測不能の荒れたチャートを示しています。
個別株投資の難しさ
僕はこれまで個別のハイテク株で勝負をしてきましたが、それがいかに難しいことかを痛感しています。保有銘柄を見ると、これだけ種類のある中でこうも下げる銘柄を掴んでいるかと言うほどに選択を間違っています。例えばNVDAやNFLXなどは最高値の半値程度に落ち着いてしまっています。これが全てをものがたっていますね。個別株、とりわけハイテクに分類される部門は、競合のちょっとした技術発展のニュースや決算の失望、地政学リスクで大きく株価が変動します。とりわけ米国株はストップ高やストップ安と言う縛りが無いためにそのリスクとリターンの規模が大きいです。唯一生き残っているAMZNも世界No.1シェアを展開していたAWSがMicrosoftのAZUREに抜かれてしまいました。この1,2年の間でその勢力図がガラッと変わるのです。
繰り返しになりますが、ハイテクの個別投資は非常に難易度が高いです。一般的に株を分析する際の指標はあまり当てにならないところもあります。皆さんも気を付けてください。
幸いにして僕の場合は高利回りの銘柄にも投資していて、それらは順調に利益を生んでいるためこうして平然としていられますが、ハイテクの一点張りで勝負するのは難しいということを痛感しました。
インデックスやETFへの切り替え
この2年と言う勉強期間を経て思うのは気絶しながらインデックスやETFを買うことが最も賢い方法なのではないか?ということです。誰もが「個別株は一般的には勝てないのは知っている、でも自分は一般じゃないから!」みたいなことを想像して手を出します。
タバコをやめられると豪語するおっさん理論と一緒です。一般的という言葉がいかに「ほぼすべての人を指しているか」を痛感します。そうなんです。あなたも一般的な人なんです。無理は言いませんのでインデックスやETFを買いましょう。個別で一発逆転と行きたいのであればむしろ競馬などをお勧めしたいぐらいです。確率論的にもその方が高いでしょうしね・・・。
おわりに
いかがでしたでしょうか?
ここ数か月、ベンチマークにかなり負けています。配当を考えても数%劣るというところです。事実ほぼ手付かずの長期投資をスタンスとしているため、あまり個別株に向いた投資方法ではないのかもしれないと思ってきました。
皆さんも自分に合った投資法を見つけていきましょう。他人(ひと)はあくまでも参考程度にしましょうね。
ちなみに私は未だに半導体がまた噴き上がると信じて疑っていないんですがね。
最後までお読みいただきありがとうございました。
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