〔米国株〕FBとNFLX 決算大滑り?どうなるFANG!どうなる自分のPF

こんにちは。びたみんしーただです。

先週中は米国株のグロース株界隈は大変でしたね・・・。

●NFLXの決算に対する失望で一時10%超の下落

●FBの決算に対する失望で一時20%超の大幅下落

僕はまだPFを公開していませんが、NFLXは保有しています。このため結構ひやひやしました。

これらについて個人的見解から考察をしていきたいと思います。

決算概要

米国株はガイダンス命と言われていますので、株価に確実に反映されます。

今回問題の二銘柄の決算を見ていきましょう。

NETFLIX 第2Q四半期決算

  • 売上高:39.1億ドル(予想からー3,000万ドル
  • EPS:0.85ドル(予想から+0.06ドル
  • 新規加入者数:515万人(予想から-112万人

以下、次期決算ガイダンス

  •  売上高 :39.9億ドル(予想から-1.3憶ドル
  •  EPS :0.68ドル(予想から-0.05ドル
  •  新規加入者数: 500万人(予想から-60万人

Facebook 第2Q四半期決算

  • 売上高:132.3億ドル億ドル(予想からー1.2憶万ドル
  • EPS:1.74ドル(予想から+0.04ドル
  • 月間アクティブユーザー数:22億3000万人-2200万人
  • 週刊アクティブユーザー数:14億7000万人-2000万人

決算を受けての感想

NETFLIX

今回のNETFLIXの決算は正直 “予想外” でした。

株価に関しては前回の決算前後からずっと右肩上がりで来ていましたので、あまり心配していませんでした。また、僕自身もNETFLIXの会員であることも売りを考えなかった理由でもあります。というのも、コンテンツが豊富で毎日確実に観ています。それにNETFLIX限定の放送も結構面白いものが多くて、気に入っているからです。

しかし、放送業界というのは、製作費を捻出するのが非常に大変な印象があります。かなりギャンブル性の高い先行投資になるイメージがあるので、コンテンツによるユーザー確保が失敗すると、そこから凋落するのは早いと思います。いろんな記事を拝見するに、もうその時期が来ているという話も目にしますね。

ただ、僕は現時点で売りは考えていません。と言うのも、ユーザー側としてまだこのコンテンツは先が長いように思うからです。あくまで今は北米中心のコンテンツとなっていますが、今後、スポーツ放映権などの導入次第では市場がまた広がると思いますし、プライムビデオのような映画の有料配信などのコンテンツがまだ未開であることがあげられるからです。

僕は以前、同業コンテンツのHuluを契約していたことがありますが、当時は日テレ系の配信限定で、正直幅が狭いなと思って解約しました。しかし、NETFLIXは様々な放送局の番組を扱っているし、何より独自製作が魅力的です。このため、しばらくは様子を見ることと決めました。

今回の株価の落ち込みは、米国内での加入者数に頭打ち感が出たというのが原因とされています。とは言え下落が10%程度で留まっているのは、一定数の顧客を抱えている状態でのビジネスモデルの形成次第で再び日の目を見ることができるかもしれないという市場意識が働いているのではないかと推測しています。今後の展開を期待したいですね。ちなみに、最近配信開始になった「Jimmy」と「バキ」はめちゃ観てます笑 おもしろいです。

Facebook

Facebookについては、やっとこけたかという印象でした。僕も米国株を始めた1年前の時は、真っ先にFacebookを購入しました。理由としては、Instagramの普及と、AI関連におけるビッグデータの重要性を知っていたからです。実際に実名で登録させるFacebookは匿名での登録にハードルが高く、ビッグデータ自体の質もベイズ推計によるレコメンド分析と相性がかなり良いなと感じていました。

しかしながら、その分析技術をアメリカ大統領選へ悪用されたり、欧州で裁判沙汰になったりと利用するフィールドがまずかったなという印象です。僕は購入から半年経たずして売却していたのですが、それに反してしばらく決算は好調でした。これまでの決算はFacebookに広告を掲載することが有意義であったというエビデンスにもなっていました。しかし、今回の決算で露呈したアクティブユーザー数の減少は、ようやく限界を露呈したのだなと思い一人で納得していました。

これらのビジネスモデルは、Buzzれば(話題性があれば)一定数の顧客を簡単に集められますが、人間は成長するとSNSを辞めたり、より新しいものに移行する傾向があることが原因で集客能力を失います。要は流行ですね。そういう意味ではFacebookはかなり奮闘したほうだと思います。個人情報を他のアプリと連携することで登録の手間を省くなどのサービスは革新的なものであったと思います。

ちなみに、僕もFacebookは6年ほど前まで利用はしていたのですが、いつしか実名でSNSをやっていることに恐怖を感じ、友人も写真も投稿もすべて削除し完全なる非アクティブユーザー化していました。当時はFacebookを登録していないほうが珍しいぐらいでしたが、今となっては周りでアクティブに更新している人は殆どいません。一部の店舗アカウントや連鎖商品販売をやる人たちが承認欲求を満たすだけの場になりつつあります。

では、今後のFacebookはどうなるのでしょうか?答えは今僕が書いた通りだと思います。Instagramはそれなりにまだ改善の余地はあるかと思いますが、Facebookは言うなれば“オワコン”なのです。

おわりに

いかがでしたでしょうか?ユーザーと前ユーザーとしての立場から記述をしてみました。かなり定性的な話になってしまっているのは否めませんが、僕は結構こういう感覚も大事にしています。

ちなみにFacebookですが、改善の余地があるとすれば、広告業に加えて、今までのビッグデータをつかった企業コンサルなんかを始めればビジネスモデル策定なんかに威力を発揮するかもしれませんね。まぁでも個人情報保護法の観点からそのあたりはできるかわかりませんが・・・。

最後までお読みいただきありがとうございました。

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