〔米国株〕Amazon≒Rakuten but , Amazon≠Rakuten

はじめに

こんにちは。びたみんしーただです。今回は、現在読んでいる書籍の中から気になる項目がありましたので、ピックアップしていきます。タイトルにもありますが「Amazon≒Rakuten but , Amazon≠Rakuten」です。よくわからないパラドックスを持ち出してきたな・・・なんて思われるかもしれませんがお付き合いください。

対比する二社について

今回の題材について

今回の記事における発端は以下の書籍の内容におけるものです。

この本の中にはAmazonのビジネスモデルや企業運営が他社とどう違うのかが書かれています。例によってこの中でも楽天との比較について記されており、非常に興味深い内容でしたのでテーマとすることにしました。興味のある方は是非お読みください。株主も株主ではない人も一見の価値ありです!

Amazon VS 楽天

国内のECではこの2社がしのぎを削っており、かねてから比較される対象となっています。このブログでも過去に利用者割合に関する比較をしています。

このように各所で比較されている2社ですが、書中では企業がフォーカスする”お客様が誰か”ということで大きな違いが発生するとしています。

楽天

楽天市場のECサービスは、楽天が販売店や小売店と契約することで、楽天のECサイトで商品紹介および店舗紹介をすることです。また在庫はそれぞれの契約者が管理し、そこから出荷される仕組みとなっています。

このためEC業における楽天の“お客様は販売店等”であり、末端の消費者がお客様であるわけではないのです。また、購入時のクレジットカード情報なども販売店との取引になりますので照会させる必要があるのです。

しかし、このモデルの中にはメリットも存在し、倉庫を貸すわけではなくあくまでもインターネット上における商品販促の手数料を取るわけですから、倉庫の維持管理やイニシャルコストを掛けずに運営可能なのです。

つまり、販売店側からすると自分たちの配送などのフローが整理されていれば参入障壁が低いので気軽に登録可能です。これは楽天市場の店舗数を増やすには合理的なシステムです。また、楽天は配送や支払い等が手配する必要がありませんし、こういったところのエラーや余計な仕事がなくなるという仕組みになっています。

Amazon

一方でAmazonは、Amazonマーケットプレイスという取り組みを行っています。これは小売店等と契約するところまでは楽天と一緒ですが、サービスとしてその商品をAmazonの倉庫に保管しておきます。これがいわゆる『Prime』マークの付く商品になります(揉他にも満たす条件はありますが割愛します)。しかも驚くべきことに、楽天やその他のECサイトに重複して出品する商品も置くことが可能だそうで、来るもの拒まずで倉庫に搬入できます。そして管理も行うそうです。

そして在庫管理・販売・支払い・物流の全てを代行します。当然このサービスには販売店から料金を徴収しますが、これにより最も得をするのは我々消費者です。つまり“お客様は消費者”です。支払い時の個人情報などはAmazonが全て一元管理しますので、Amazon自体のセキュリティやコンプライアンスが守られている限りは漏洩しません。この結果、我々は安心して利用することができるのです。

ただ一方でAmazon側からしたら楽天と違い、倉庫のイニシャルコストや維持管理等の管理項目が増えるためコストパフォーマンスが悪くなります。しかしAmazonはこれを逆手に取り、自らが全て代行するというサービスを一元管理することでそれをビッグデータ化し売れている商品をリサーチします。そしてその売れ行き商品を自社で大量に仕入れて販売するのです。そうすることによって消費者との直接のやり取りでマージンを生み出します。しかも最安値です。そうすることによって、今まで倉庫に卸していた側の販売店は、その価格に合わせるかそれよりも安くすせざるを得なくなります。結果的に最安値が生み出されやすく、それは消費者に還元されるサービスとなっているのです。

まとめ

総評

以下の表に、2社の対比をまとめてみました。

これらを比較するに、サービスの内容に優劣はなく、実際の自分の生活環境や性格によって善し悪しが決まるのではないかと思います。例えば、配送のスピードよりもポイント還元やポイント利用のフレキシブル性、使用しているカードが楽天カードならば楽天で良いと思いますし、配送の速さ等の即時性を重視し、セキュリティを気にするようであればAmazonが優位なのかなと思います。あとはサイトの見易さだとか慣れている形式だとかその程度での差です。

しかし、どうでしょうか?ここまでの内容を見るに、同じ内容をやっているようで、実は全く目線が違うということです。実生活を送っている中では気付きにくいことですよね。

まさに『Amazon≒Rakuten but , Amazon≠Rakuten』ではないでしょうか(キマったぜ・・・)。

 

感想

EC企業規模の現状でいうとAmazonが伸びています。理由としてはPrime会員になるだけで配送の即時性以外のサービスが充実しているからでしょう。

僕も最近おっさんずラブをPrime Videoで観ましたよ~笑

コメディ感が同性愛を希釈していて、誰でも観やすい構成になってて面白かったです!

話が逸れましたが、AmazonはDomesticブランドで様々な商品開発を行っています。例えばAmazon EchoKindleFife TVなどです。そしてそれらの商品に合わせた互換性のある製品が次々と開発され商品化されます。これは楽天には成しえない部分です。

何よりも、その自社製品が世界的技術水準の中でも最前線の製品であることが魅力的です。

さらに、説明で前述しましたが、常に最安値をと言う精神のAmazonは消費者の我々からすると非常にありがたいことです。僕がAmazonを使い続ける理由はそこにあります。事業モデルが消費者に向けて構築されているからです。

あくまで私見ですが、楽天はどうしても消費者主体のサービス展開ではないため、ちょっとだけ疑ってかかってしまいます。極めつけはタックスヘイブンの三木谷社長ですから、僕の中での企業イメージはあまり良くないです。ごめんなさい。

これからも株主として、一消費者としてAmazonを利用し、応援していきたいと思います。裏切らないでねAmazonさん(メンヘラ)

おわりに

いかがでしたか?見返すと偏見も入っているように見えますね~笑

僕は以前、楽天で靴を購入したとき、クレカで支払ったあと、商品が届かず詐欺にあった~とヒヤヒヤしたことがあります。店舗住所を照会してもカトリック教会の住所としか出てこず、連絡も取れず、結果的にクレジットカードの再発行をして対応した苦い経験です。あんときは焦ったな~(;’∀’)

このためセキュリティには非常にはセンシティブになっていたわけです。正直Amazonが完全に永遠に漏洩をシャットアウトできるとは思えませんが、一小売店のわけのわからない連絡の取れない住所不定のショップにクレカの情報を渡すぐらいなら、所在も責任もはっきりしているAmazonに任せた方がなんぼかいいですよね。

てなわけで、若干恨み節が入ったバイアスかかりまくりのポストになっていたらすいません。でも同様の経験している人もいるんじゃないですか?いたらこっそり教えてくださいね~!

長くなりましたが、最後までお読みいただきありがとうございました。

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