〔資産運用〕2018年を振り返る Part.2 米国株編『市場に合わせて投資する』カメレオン投資

こんにちは。びたみんしーただです。

2018年ももう終わりとなりますね。そこで、今年の自分の運用成績をみながら、今年の市場の様子や個別成績を比較しながら良かった点や反省すべき点を何度かに分けてポストしていこうと思います。

今回はPart.2 米国株編『市場に合わせて投資する』カメレオン投資です。

はじめに

2018年の米国株運用は昨年2017年までと違い、相場の影響が非常に色濃く出た年となりました。昨年度はバイアンドホールドしていればハイテク株を中心に値上がり益を取りやすいわかりやすい右肩上がり相場の中での投資環境にありました。

しかし、2018年に入った途端、2月のAIアルゴリズム売り(←僕はフラッシュ暴落と呼んでいます)でわずか数秒にして大幅な下落がありました。そして秋口からのリセッション不安からの急落、下落相場、ブラッククリスマスなどチャートを見ると非常にボラリティの高い年になったなぁという印象です。

僕は現在米国株オンリーの運用をしています(idecoを除く)。しかし、この1年で随分と投資のスタイルが変わりました。特に代表的に変わったのは、これまでは『グロースオンリー』で投資をしていたのに対し、防御力を高めるためのディフェンス投資も始めたというところです。配当再投資による資産形成も視野に入れながらの投資スタイルを確立しつつありますので、その変遷と心境の変化を今一度書き起こしておこうと思います。

米国市場の動向

今年は米国市場、ダウが暴落と急騰を繰り返すようなボラリティの高い状態が何度も生じました。特に印象的だったのは11月以降の大幅下落ですね。クリスマスにはこれまでの歴史上『下落額』としては最大幅を記録しました。

これらの状況が重なり、リセッションを意識する動きが多くなりました。結果としてクリスマス後に反発はしましたが、来年以降はどうなるかというところですね。ただ、リセッションは意識外のところで訪れるというのがこれまでの歴史でした。このため、今回はあくまでもリセッションではないと判断しています。

ドットコムバブルを例に挙げるのであれば、バブル崩壊直前に異常なまでの上げがあります。それはこれまでの上層相場の比ではないレベルのものです。

バブル崩壊前とその後のMSFTのチャートを見るとわかりますが、最後の1年の上げ下げはこれまでの比でなく値動きをしていることがわかります。MSFTはこの後株価を回復するまで17年間の時間を要しています。

当時のホルダーの絶望感は想像もできませんね。17年ですよ17年。いくら長期投資とは言えNISA口座4年分の枠をそれでパンパンにする勇気はありません。暴落とは出口のないトンネルに入り込むようなものでしょう。

ガンガン行こうぜ から いのちを大事に へ

冒頭でも触れましたが、僕はブログを始めたころ、PFの構成をかなりハイテクよりに構成していました。

〔資産運用〕2018年8月ポートフォリオ ひふみプラスは役目を終えたのか?

まさに『ガンガン行こうぜ』の状態ですね。特に今や塩漬け株となってしまった『NVDA』を大量に保有していた(る)わけです。やはり、2017年の好景気の流れを最大限に享受できる面々だと思います。市場の調子がいい時はキャピタルゲインを最大限に狙っていこうという気持ちが伝わってきますね!

この後、ひふみプラスを売却し、割合を更に増やしました。かなり攻撃的な投資スタイルですね。

〔資産運用〕2018年12月ポートフォリオ ハイテクフルインベスターへの鎮魂歌(レクイエム)

そして、これが直近のPFです。グロース中心は変わりませんが高配当ディフェンシブ株を組み入れています。そして、また数日後に公表予定ですが、この他にも高配当銘柄を組み入れています。セクターとしてはディフェンシブな銘柄が多いです。

それがこれらの銘柄です。あくまでも暴落や急落を意識してキャッシュポジションを用意しながらの組入れになります。長期運用を前提としているので仮に年明けすぐに暴落があったとしても買い増しして守りを固める用意はしている状況です。

このように、この1年でスタンスがガラリと変わったことがわかります。まさに『いのちを大事に』です。確かに、投資はキャッシュポジションを高比率にしておくべきときがあるのは確かです。しかしながら、そのいつくるかわからない暴落に怯えていては重要な局面での機会損失を生み出してしまいます

僕は今回の上記の新規銘柄をブラッククリスマスの時に仕込みました。その経緯は以下の記事をご覧ください。

〔米国株〕配当プロテクトアーマーを鋳造開始せよ ディフェンシブ株導入はオフェンシブに

結果として現在は大きく株価だけで利益を生み出しています。高配当を狙って買いましたが、結果としてキャピタルを取れているということになります。実際今回のクリスマスショックのおかげで購入時が年内最安値の水準となりましたので、上手い立ち回りができたと思います。

これからはルール作りがものを言う

これまでの記事でも再三書いていますが、投資は自分でルールを作ってそれを徹底することが最も肝要です。急落の際、僕はNVIDIAの利確ラインを厳密に決めていなかったために利確することができませんでした。

その戒め、十字架として現在も保有は続けていますが、こういった行為が今後の市場低迷時に精神衛生上よくないですし、そこでキャッシュポジションを生み出せなかったために投資の機会損失を招くこととなりました。

これらの反省は、必ず次に生かすべきです。幸いにして僕は今年の市場で生き残っています。何よりも生き残ることが大切です。狼狽売り、諦め損切、これをなるべく回避する必要があるのです。最低でもグロースは買値になったら売るように自動設定をしておくなどの徹底したルール作りはしてください。これは今年経験したことによる教訓です。

〔米国株〕米国市場の暴落からの反省と教訓

おわりに

いかがでしたでしょうか?

色んな人が色んな感想を持った2018年だったと思います。運が良いことに僕は今年アライブしました。生き残りました。居なくなってしまった投資家さんも少なくありません。

こういった方々がどうして退場せざるを得なかったのか?そういったこともその方々のブログやTwitterをみながら反芻していきましょう。失敗にこそ失敗しないためのノウハウが詰まっています。そして何より自分の失敗が一番戒めるべきものですよね。

僕は2019年もNVIDIAホルダーです。応援せざるを得ません。何がどうあれこれを十字架として背負っていきます。来年は買値迄戻ってきてくれたらいいなぁなんて思いますけどね(スケベ心)

NVIDIAホルダーに幸あれ・・・。

最後までお読みいただきありがとうございました。

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