こんにちは。びたみんしーただです。
2月1日時点での資産状況を見ていきたいと思います。
今月のポートフォリオ
ポートフォリオ内訳
今月のポートフォリオの内訳を見ていきます。
NETFLIXの売却やNVIDIA、VISAの買増しより比率が若干変化しています。
そもそもNETFLIXは$400まではホールドするつもりでいましたが、決算内容に不信感があったので利益確定売りをすることとしました。
損益率内訳
続いて銘柄別の損益率です。Amazonが1月末にサプライズ決算を発表し、株価は一気に上昇しました。北米での打ち上げは頭打ちですが、海外でのPrime会員数の増加やセールの売り上げが好調であること、AWSも未だに成長していることに好感が持たれ時間外で一時2100ドルをうかがう展開となりました。
現在は落ち着いていて2000ドル近辺の株価となっています。それでも決算前に比べて10%以上株価が上昇しています。
また新規で組み入れたAYXも現在は$150を窺う勢いで上昇を続けています。この銘柄については今後詳しい考察を加える予定です。
資産推移 vs S&P500指数
2020年となり新たな年になったということで、本ブログでも2020年盤のパフォーマンス比較をしていきます。年末には年度別の推移も発表します。
今回は、コロナウィルスによる売りが一時的に影響し、MyPFと指数で約2%の差が生じました。保有株はAmazonの好決算の影響があり指数を上回ったといえるでしょう。但し2月7日時点では指数もリバウンドしており順調なパフォーマンスを見せています。
総評
資産全体
PFの中で大きな比率を占めるAmazonがやっと好決算を出したことで一気に資産が増える形となりました。その他にも現時点ではMCDが好決算となっており安定した推移を見せています。
一方で、VISAやAltriaは決算が悪く売られる傾向となっています。ただこの2銘柄はまだまだ成長余地のある企業ですのでしばらくはホールドする予定です。
Amazonの好決算
Amazonはこれまでイマイチ市場の期待に応えられない決算を繰り返してきました。稼ぎ頭として知られるようになったクラウドサービス事業もMicrosoft Azureの台頭により黄昏の時であると評価するアナリストも少なくありませんでした。
しかし、そんな中で原点回帰を図るような小売業での売り上げ増加やPrime会員の増員が今回注目されました。
Amazon決算 Q4’19
❶ 売上+20.8%成長、AWS+34%
❷ Amazonプライム会員が1億5000万人突破
❸ 株価は時間外で+10%https://t.co/xODomjXT06
— 米国株 決算マン (@KessanMan) January 31, 2020
営業利益を抑えながらも即日、翌日配送サービスを充実させて売上高を大きく上昇させています。またサブスクリプションモデルであるPrime会員数が全世界で1億5千万人を突破し、Amazon経済圏を徐々に構築しています。 Prime会員の会費は以前に比べると少し割高になってはいますが、サービスの質を向上させることに成功したことでその割高分を感じさせない会員数の増加が見られます。
また、AWSは成長率を若干落としつつも2019年時点でのIaaS+PaaS部門ではぶっちぎりの第1位シェアとなっています。
この1年で同市場全体は37%成長していると報告されていますが、そのなかでAmazon Web Services(AWS)は約40%のシェアをほぼ下げることなく維持し、引き続き他社を大きく引き離した首位の座にいます。
引用元:IT Media News
これまで大中小問わず様々な企業がサービスを提供してきましたが、それらのシェア率は大きく下げ、AWSかAZUREにシフトするという動きになっているようです。このため今後はトップシェア企業以外がもつ30%のシェアをAWS、AZUREで取合うという形になってくるでしょう。
いずれにしてもシェア競争はそろそろ終盤戦ということがわかります。
嗜好品銘柄の未来
今回、決算で二の足を踏んでいるAltria Group($MO)ですが、やはり近年のタバコに対する規制強化がかなり影響してきています。
同じタバコ銘柄であるPhilip Morirs($PM)は北米以外の販売を担当しており、先進国以外も販売域となっているため比較的安定した財務状況となっています。と言うのもやはり途上国は発展と共にこうした嗜好品への消費が多くなる傾向があるため需要は確保できると言えるでしょう。また今インドなどの途上国が今後規制強化に踏み切っても、また新たに途上国へ市場を移すことができればほぼ永久的にタバコを売り続けられるため事業としてはかなり安定していると考えられます。
一方でAltriaは、北米を対象とした企業であることから如何せん規制との戦いが続きます。そんな中、やはりと言わんばかりにタバコ以外の嗜好品へのシフトを窺っています。同社は、兼ねてより大麻のスタートアップ企業に投資していますので、今後の様々な規制緩和と共に事業内容がシフトしていくでしょう。
現在はカナダの一部地域で合法化が認められ、多くのスタートアップ企業が大麻事業を展開しています。
長く違法とされてきた大麻の所持や使用を、合法化する動きが広がっている。カナダは今年10月17日から医療用の大麻だけでなく、娯楽用の大麻の所持を合法化した。全国規模での合法化はウルグアイに次いで2カ国目だ。
これまでの医療用大麻等の使用実績から、大麻はタバコや他の薬物に比べて依存性が低く身体への影響も少ないとされています。このため、実験的ではありますが、大麻によって違法なドラッグやタバコを使用させないようにすることがカナダ政府の目論見であると考えられます。
このような背景から、いずれはアメリカ本土でも解禁が始まるのではないかという憶測もあります。アメリカはカナダとは比較にならないほどの違法ドラッグの温床となっていますので、この実証実験の結果次第では踏み込む可能性が高いと言えるでしょう。
つまりAltria Groupは今後のタバコに代わる嗜好品として大麻が来ると大きくBETしたわけです。このため僕は高配当銘柄としての投資という側面も持ちつつ、嗜好品グロースとしての一面も持つと考えています。
おわりに
いかがでしたでしょうか?
最近話題になっている、インデックス投資 vs 個別投資 論争ですが、その期間を上手いこと利用できるのであればどちらでもよいのだと思います。
また個別銘柄の運用はある意味で趣味の域であり、最適解ではないのかもしれませんが、資産運用を続ける以上、自分の決めたルールの中で満足いく少しのリターンを貰えればそれは成功なのではないでしょうか?
十人十色、投資結果は結果論。これが真理です。
最後までお読みいただきありがとうございました。
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