こんにちは。びたみんしーただです。
2019年の個別株トータルリターンについて今回はまとめました。
前回更新は11月時点のPFです。
目次
2020年1月のポートフォリオ
ポートフォリオ内訳
今月のポートフォリオの内訳を見ていきます。
NVIDIAの利益確定売りを第3Q決算と同時に実施したため、割合に変化がありました。
また、新たに$AYX(Alteryx:アルテリックス)を組み込んでいます。
損益率内訳
続いて銘柄別の損益率です。年間を通して見ると2銘柄を残して全ての銘柄でプラス域となりました。特に目立つのは昨年末に投資した$PEPや$PG、$Vです。これらは市場のリターン以上を記録し、利益のフラッグシップ的存在になっています。
資産推移 vs S&P500指数
2019年の資産推移をS&P500指数と比較してみます。
- S&P500指数:年間+24%
- My PF:年間+18%
指数系が圧倒的に強い1年となりました。またこれに利回りを追加しても5%程度の乖離となり市場に惨敗と言った結果となりました。市場リターンを上回る銘柄をいくつか保有しているものの、保有比率が低いものは高パフォーマンス、比率が高いものが低パフォーマンスと二の足を踏むような1年となりました。
総評
資産全体
資産全体としては昨年の失望決算や暴落を乗り切りようやくフラットな状態に持ってこれたという印象です。新たに投資した部分に関しては大きなリターンを得ることができましたので一先ず満足と言った状況です。しかし、2年前から投資するハイテク関連株については、最早新たなユニコーン企業に出来高などを持っていかれている印象です。いわゆるAIブームが既に下火になっていますので結果として「天井で買って底を経験して中途半端な位置に落ち着いた」といったところだと思います。
いずれにしても資産自体は銀行金利に勝てました(←目線が低すぎる)
2020年こそは市場に挑戦したいところですね。
銘柄の選び方
今年新たな発見として、新規に投資した銘柄が高パフォーマンスであったことからこれに助けられた面も多くありました。
従来、投資する銘柄は個人として得られる様々な資料を基に選定をしています。
- セクター分散
- 成長性
- 人気
- 財務健全性
- 事業モデルの安定性
- 自分の生活などから感じ取れる範囲での影響力
これらを加味して選んだ結果が$PFE、$PEP、$MO、$CVX、$MCD、$PG、$VZ、$V、$ULです。これらの損益率の平均値は20.3%となりました。利回りを加味すると概ね24%となります。これは市場平均に近似していますね。改善の余地もありそうですが。
少なくとも他のハイテク関連株(Nから始まるアレとか)を選定するときよりもその能力は向上してきているのかもしれないと少し自信になりました。ただこれらの保有を続けている理由はさらに長期的な視野で起爆剤になると考えているからです。今年こそ期待しましょう!
S&P500は上がり過ぎたのか?
これだけ指数系が好調となると、前回記事にも書いたように市場楽観者が有象無象に増えます。2019年の年間リターン20%超というのはこれまでの歴史上でもかなり上昇している部類に入ります。
ただ、今回の騰落についてはタイミングがかなり良すぎた結果であるとの見方もできます。2018年のブラッククリスマスはその月の初旬からじわじわと下げて最後に大きく下げました。その結果、正月からは上昇相場にスイッチバックして年間を通して大きなリターンとなったわけです。
要するに2019年は話がうまくいき過ぎたパターンではないかと思って検証してみました。
上図のように暴落直前の高値から徐々に上がったことを仮定すると騰落率は約14%です。シーゲル本によるS&P500の年間平均リターンを参考にすると概ね6%前後とされています。それを参考値としても14%はかなり上振れしてます。
つまり、昨年は下落分の上げ幅を考慮しなくてもかなり上げていることになります。これまでの歴史上15%前後の上昇は幾度かはありましたのでバブルであるかどうかを決める材料としては幾分か弱いかもしれません。しかし間違いなく市場は楽観的な方向に向いています。
おわりに
いかがでしたでしょうか?
昨年は個人的には満足した投資成果ではあったのですが、ふたを開けてみたらインデックスに大差をつけて負けていました。
しかし、この負けの中でも銘柄の選定方法などで若干の自信がつきました。また、外の情報のみを鵜呑みにして投資先を決定するのはかなり危険であると改めて感じました。行き当たりばったりでお金を捨ててしまうのはやはり嫌なのでしっかりした研究が必要ですね。
最後までお読みいただきありがとうございました。
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