あけましておめでとうございます。本年も当ブログをよろしくお願いいたします。
びたみんしーただです。
年も明け、月替わりとなりましたので、資産状況を見ていきたいと思います。
先月までの運用状況については以下をご覧ください。
目次
今月のポートフォリオ
ポートフォリオ内訳
今回のポートフォリオの内訳を見ていきます。
前回と比べて大きく組み入れ銘柄に変化がでました。これまではハイテクのほぼ一転張りだったのに比べて高配当ディフェンシブ株、バリュー株を組み入れることで運用の安定感を出しました。
損益率内訳
銘柄別の内訳です。相変わらずNVIDIAは下げ下げの一方で処理に難しいところがありますね。また、バリュー枠として組入れたPMが先月比-20%の下げとなり、大幅にマイナス域へと入りました。ただ、これに関しては配当利回りも高くなってきたところもありますので今後も買い増しの予定です。
総評
Amazon
先月のブラッククリスマスにより大きく相場と共に下げましたが、年明けからは堅調に推移しています。AMZNはクリスマスセールの売り上げが過去最高売上を記録したとのことで大きく買われる要因とありました。実際のところ、AMZNは小売業では利益をほとんど挙げておりません。実際はAWSなどが利益を生み出している事業となりますが、この小売りの売上更新は、叫ばれる景気の後退とは裏腹にユーザーの消費余力が衰えていないことを示しています。よって、今年初のニュースとしては上々のいいニュースであったと言えるでしょう。
ともあれ、小売業でAmazonは変わらぬ存在感を示していると言っても良いでしょう。
NVIDIA
NVIDIAですが、ずるずる下げていますね。この銘柄に関してはもうサプライズ決算がない限り、多少の好材料条件ではどうしようもないかと思います。やはり前回決算の失望売りが投資家の中にもNVIDIAに対する不信感が広がるきっかけとなっており、あまり買われる展開にはなっていません。
どちらかというと同業他社のAMDの方が多くの投資家が注目しているように思いますね。ちなみに、製造関係の指数が落ち込点できているようなので半導体関連にもその波が波及する可能性も否定できませんので、また更に下げることも覚悟しておかなければならないセクターだと思います。
NETFLIX
NETFLIXは、つい今朝の市場で大きく上げました。ファンドが目標株価を400ドルと大幅に引き上げたことが買いの要因となりました。やはり会員数の増加と会費の引き上げの様子を見ると企業財政に好感が持たれたのでしょうかね。何はともあれ平均仕込みが310ドル台なので助かりそうですね。そこにはほっとしています。ただ、目標株価までホールドするかは今後の市場の要すると絡めて見ていきたいと思います。
その他
その他の銘柄を見ていきましょう。銘柄も増えたのでS&P500と比較していきます。これらの銘柄は先月のクリスマス時に仕込んだものがほとんどであるため、1ヵ月間での運用成果は今月比較することができません。
来月以降は指標に対してのパフォーマンスが月あたりでどうであったかを見ていきたいと思います。ご了承ください。
しかしながら、特筆するなればPFEやMCD、PG、PEP、VZはS&P500の動きと完全に連動してるわけではないことが伺えますね。当然ハイテクも多く含まれるS&P500指数ですから、11月の下げ相場の中ではディフェンシブ銘柄と完全に一致はすることはありませんが、逆相関を取っている個所もありますので、これらはは防御力が高い銘柄であることを改めて感じますね。
それに比べて石油銘柄のCVXやVは景気敏感株となりますので、ハイテク銘柄等と同様の値動きをしていますね。
今後の方針
いよいよ始まるのか?景気後退期
APPLEの業績下方修正
年明け3日にAPPLEが株主への手紙の中で、業績の下方修正をすることを伝えました。その結果、株価は9%以上下落し、ハイテク関連株も軒並み下げることとなりました。
APPLEと言えば現在世界の時価総額ランキングでトップの企業ですので、当然世界経済に与える影響は大きいです。そのAPPLEが下方修正を発表するということは、ハイテクをはじめとする市場全体の株価が調整されることを意味します。
11月からの下落で見ると大した値幅でないような気もしますが、年明け早々にこのような大きなネガティブニュースは誰しも予想しなかったことでしょう。
これらの要因については主に新興市場での売り上げ不振とされています。ここ数か月に及ぶ米中貿易摩擦の中で、ファーウェイCFOが逮捕されたことにより、中国国内でiPhoneの不買運動がありました。少なくともこの運動が影響しているのかもしれません。
ISM製造業景況感指数の大幅ダウン
そして同3日にはISM(製造業景況感指数)が大幅に落ち込んだことが確認されました。これにより、リーマンショック級の暴落が起こりうると投資クラスタの中では危機感があふれています。
ISM(Institute for Supply Management)製造業景況感指数(Manufacturing Report on Business)とは、全米供給管理協会(ISM)が公表しているアメリカの製造業の景況感を示す指数のことをいいます。
引用元:SMBC日興証券
これらが5ポイント以上ダウンするとリーマン級の暴落が訪れると言われておりますので注意が必要です。僕の参考にしている広瀬さんのツイートがこちらです。
ちょっとまて、マジでやばいぞ(笑) pic.twitter.com/dSvy7A361l
— 広瀬隆雄 (@hirosetakao) 2019年1月3日
うわ、これやばい。ISMが過去に5パーセンテージポイント以上急落したときはドットコム・バブル崩壊とかリーマンショックとか、経済がズタボロになったときばっか。 https://t.co/s9oJjAdNN9
— 広瀬隆雄 (@hirosetakao) 2019年1月3日
一応リーマンショック時は9%以上の下落だったようですが、ドットコムバブル時は5.4%と類似した下落傾向になっていることから市場に警鐘を鳴らす人も多いようですね。
ドル円暴落で退場者続出
そして上記のISM指数の影響もあり、3日にはドル円が暴落しました。
このように長い下髭が観測されますが、このタイミングで非常に多くの退場者と瀕死の重傷を負った方々がいます。
2019年1月3日早朝。FXドル円が108円台から104円まで急落。それに伴いロスカットを被りました。具体的な金額が出ましたので恥を晒します。損失額は-24,519,650円となります。桁をよく見て下さい。2450万円です。反面教師として、拡散して頂ければ幸いでございます。よろしくお願いいたします。 pic.twitter.com/TmPf0EsZwn
— プルート@FXドル円米株ズボラ投資家 (@investmentnote) 2019年1月3日
年明け早々から非常に厳しい相場となりました。一方で、日本国内は正月三が日の中での暴落となったため『日本人が狙い撃ちされた』という意見も少なくありません。確かに正月三が日は気も抜けますよね。市場も開いてないわけですし・・・・。
今回このように通過の市場で大きな暴落などを引き起こした米経済です。今後は株式市場に波及してきても何らおかしくありません。しかしながら、株式に関しては、銘柄によってロスカットしたほうが良いものとそうでないものもありそうですね。
2019年は投資家生存競争となる
上記のように2019年は年内初頭からネガティブニュースが大きいです。このため今年は生き残り戦略を練り上げるのは必然となりそうです。特にハイテク株に関しては必ず必要ですね。もう下げまくっているアノ銘柄も含めてですが・・・。
しかしながら歴史的にも暴落の前は大きな上げの波が来ることで知られていますので、売り抜けるならばそのような機会を利用しての離脱が好ましいかもしれませんね。
おわりに
いかがでしたでしょうか?
いよいよ2019年が始まりました。多くのアナリストは2019年までに大きな暴落が来ると警鐘を鳴らしています。逃げる準備も絶対に必要ですね。但し、投資は逆張りの世界でもあります。特に市場平均からアウトパフォームしたいのであれば周囲に10人いて同じことを言っていたらその逆をすることに成功の可能性があります。
僕は薄給サラリーマンですので、資産を大きく膨れ上がらせるには少し変わり種も用意しなければならないのも事実です。このあたりの駆け引きが非常に難しい年になりそうですので、より慎重に且つ積極的な投資スタイルを貫いていければと思います。
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