〔資産運用〕暴落に備えた投資対応 忘年会!?いやいや、今年は『防』年会にしよう!

こんにちは。びたみんしーただです。

今回は、先月のハイテクの急落によって少し投資に対しての考え方が変化してきましたので、僕の備忘も兼ねてポストしていきたいと思います。

はじめに

12月3日時点で既に先月の急落を生き延びた人たちが、米中貿易摩擦の緩和や金利上昇リスク後退により、市場に対して若干楽観的になってきています。それは投資手法や投資先の問題なのかもしれませんが、ハイテクで痛い目にあった僕からすると、先月は未だに忘れられない悪夢のような出来事でした。

周りは12月に入り『忘年会シーズン!』などと言っていますが・・・

『忘年できねーぞ』『何を忘れろと?』『忘れてMoneyが戻ってくるなら忘れるわ!ボケが!』

こんな状態の人もいるかもしれません(ちなみに僕は思ってます)。そんな僕らは何をすべきか・・・。

そうだ、『防』年会にしよう!

と言うことで京都行こう!ぐらいのノリで今後の投資先について考えてみるのも一興かと思いますので、お付き合いください。

ディフェンシブ≒バリュー株?

数いる米国株投資家や、表に出てこない投資家の中でかなりの人数を占めるであろう個別投資銘柄と言えばバリュー株投資です。現に僕もリスクヘッジとして少し購入しています。割合的には全体の25%程度ですが『コカ・コーラ(KO)』『ファイザー(PFE)』『フィリップモリス(PM)』を組み入れています。

実際、今回の急落の時は、この銘柄は逆に買われることもあり、株価も数%上昇したものもあります。そういう意味ではハイテクと逆相関の株価変動を示すことから、ハイテクに投資したいのであればその投資額の3割程度はこういったもので埋めておくと何かと好都合なのではないかと考えています。

このグラフはコカ・コーラとナスダックの比較グラフですが、ハッチングがあるところが逆相関となっているところです。あくまでも個別銘柄VS指数のグラフなので参考までに見ていただきたいと思います。実際のところ、個別のバリュー株は業績相場ですので、当然その部分での上げ下げがあると考えてください。このグラフが全てではないです。あくまでも一例です。

こうしてみるとリーマンショック以降はハイテクに対して逆の動きをすることも珍しくないように見えます。また、グロース株に代表されるハイテク関連株は無配当・微配当が珍しくありません。このため、キャピタルゲインをメインに考えて成果を上げなければなりませんが、一方でコカ・コーラなどの銘柄は配当利回りが非常によく、安く買えば買うほど1株当たり配当のうまみが増します。結果として下落相場時にも配当金を出すということでディフェンス部分で役割を果たしてくれます。

ちなみに、ハイテク関連株を買い増しするのも間違いではないですが、キャピタルゲインで十分な利益を得るためには買い増しのタイミングその資金力が大事です。こうしてみると両者とも右肩上がりのチャートを形成していますが、その傾きが特徴的に違います。ハイテク関連株は全てに共通するわけではありませんが、このように急伸していくために積み立てに向かない場合があります

シーゲル先生の株式投資の未来にあるように、IBMとStandar Oil of NJを比較した結果がそうです。長期的目線で見ると買い増す金額が同じだった場合にハイテク関連株は無配当なども多いため不利となります。このため、もし仮に積み立て投資するならば『単元毎』で買い増すなどの資金力が必要となりそうですね。・・・その資金で高配当株を買えば更に鼠算式に配当が増えるわけですが・・・。

〔資産運用〕株式投資の未来は『個別株投資家の未来』-追記あり-

防御力は必要不可欠

12/3に米国金利のイールドカーブが観測されたとし、ダウ平均は大幅に下げました。このカーブが出現すると景気後退のサインになりやすいとされており、再参入した投資家も逃げたために個別株も同様に大きく下げました。

ただ、イールドカーブが出現してから景気後退まではしばらく時間がかかると有識者は往々にして語ります。これは歴史的観点からの発言だと思いますが、少なくとも、これまでの好景気の流れはそろそろ終わりに近づいていることは確かなようです。

このため、やはりディフェンシブ且つ配当系の株式に参入するのは定石であり肝要であると言えます。ディフェンシブと言えば生活必需品を製造するP&GやJNJなども入ってきますよね、これらの銘柄も念頭に置いたうえで銘柄を選んでみるのもよいかもしれませんね。

何にしても投資家人生をこれから続けていきたいのであれば、キャッシュ比率を多めに設定するか、そのキャッシュを配当で回していけるようなスキームを作るかはしないといけないと考えます。

別にハイテクを持っても良い

何となくTwitterやブロガー界隈では、バリューとグロースを両立投資するのはタブー感がありますが、それはプロレスでいう「全日」か「新日」かぐらいの差です。プロレス、すなわち投資であることには変わりがありません。

今回の諸ニュースや情報を受けてどう考えるかは人それぞれですが、僕としてはあと1,2年はハイテクでキャピタルを狙えるのかもしれないと考えています。市場サイクルの観点から見ると、現在の状況をドットコムバブルと同様に考えるには最後の「大きな上げ」がまだ訪れていないために完全に類似したチャートとは言えないと思います。このため、鼬の最後っ屁じゃないですが、個別株の単価上昇はもう一度波がくると考えています。

ただ、ここで重要なのは『その他のディフェンシブ株とは違う運用をすること』が大前提です。期限が決まっているわけですから、利確ラインを常に確認・更新するなどは必須事項です。あくまでも積み立て投資ではないので、なるべく多くの利益を確保できるよう短期間で資金を多めに確保・投入するなどの対応は必要かと考えます(買いが遅れた時点で利益が薄利になる)。

グロースによるキャピタルゲインは着目期間を中期目線(~3年)でみると圧倒的にパフォーマンスが良いことが証明されています。このため、流れをうまく使うことによりローリスク・ハイリターンを狙える可能性は十分にあるということですね(危機管理を怠らなければ)。

具体的にどのような手法でやるかは人それぞれですが、10ドル切りあがったら利確ラインを5ドル上げるなどしていけば、急な暴落が期待際にも対応できるのではないでしょうか?少なくとも日本にいる以上は米国株の時間外取引もできますし、環境としては比較的整っていると思います。

おわりに

いかがでしたでしょうか?

何故この記事を書こうかと思ったかと言うと、僕自身が今資産の振り分け検討をしているからです。自分の人生イベントと収入推移を安全側に厳しくみて計算しているとどう頑張っても暴落は避けられないし、その時にグロース持ってたら終わるなぁ、、、なんてことを考えてしまいました。

ただ、NVIDIAを保有するのと同様に、どっかでハイテク一発当てないことにはリタイア資金も確保できないかも?なんてことも思っているわけです。これがジレンマとなり、今回の記事をポストするに至りました。

正直なところ、何の答えも出ていないような内容ですが、頭の中を整理するには丁度良かったと思っています。今後の景気後退の足音はもうすぐそこまで聞こえているということがわかったので、忘れることなく投資家人生を全うしたいですね。

最後までお読みいただきありがとうございました!

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