〔資産運用〕2018年11月ポートフォリオ 米国市場大幅下落+中間選挙の局面での投資

こんにちは。びたみんしーただです。月替わりとなりましたので11月のポートフォリオ状況をポストしていきます。

先月時点での状況は以下をご覧ください。

今月のポートフォリオ

ポートフォリオ内訳

今回のポートフォリオの内訳を見ていきます。

今月の銘柄内訳ですが、NVDAを買い増ししたため割合が若干増えています。

損益率内訳

保有しているハイテク株が軒並み20%以上の下落を食らいました・・・。特にNVIDIAに関しては市場の動向に更に過敏に反応しています。これまで積み上げてきた利益が全部吹っ飛ぶ形となりました。

総評

Amazon

Amazonは第3Qの決算が思ったより伸びなかったことでまず売られました。その後、10月頭のリセッションにより更に売り込まれ一時1500ドルを割る局面がありました。

僕はAmazonを保有していますが、毎月購入できるほど余裕がないため資金が溜まり次第買い付けをしています。保有中の価格を確認すると、以前1600ドルで買い付けていた(これが購入単価の最高値)ため、今回は一度1600ドルで買付た分を1680ドルで逆指値していました。


結果としてそれが刺さり利益確定となったわけですが、その後の下落がひと段落した際に再度1600ドルで買いを出していました。それが刺さり約定したため、結果としては儲けを取って再インした形となります。11/6現在の株価は1640ドル程度まで回復しており、とりあえずは上手い売買ができたかな?と思っています。

しかし、決算動向を見るに今後も好決算を続けるかどうかはいささか疑問です。兼ねてより割高感を指摘されていますから第4Qの決算次第では一度整理する必要はあるかもしれません。

事業モデルとしては非常に魅力的であり今後も必要不可欠な企業ではありますが、グロース株故、成長率に陰りが見えると徐々に適正価格へ修正されていきます。このあたりの見極めは非常に大切で、一時200ドルを付けたFacebookはあれよあれよと140ドル程度まで下落していますので、留意して市場動向を見守る必要がありそうですね。

NVIDIA

NVIDIAですが、前回のPF記事を書いている段階では290ドルへ到達し、年初来高値を更新していました。しかし今回の下落により一時200ドルを割る展開となりました。非常に青ざめました。

1回目の下落後、少し戻した10月16日に枚数を増やした結果、そこから下落の第2波が来てしまい、結果的には高値掴みの様相を呈してしまいました。安上がりと思って購入しましたが読みが甘かったようです。

青ざめはしましたが、冷静に現在の株価を見るに、今回の下落により現在の動向としてはかなり割安感が出てきました。PERが30倍前後となり株価の修正後の割安感に市場が好感を持てば良いと考えています。暴落時の記事を書いた際に触れましたが、今後の投資方針として、逆指値を常に入れておくことは非常に大事であると考えています。しかし、現時点では株価が少し戻しており、内訳表よりも若干株価が上方修正されています。

しかし、チャート図下面の出来高をみると、株価の下落時のみに出来高が伴っているのが気になるところです。まだまだ売り圧力がかかることが懸念されます。と言うのもNVIDIAに限ることではないですが、ハイテクセクターはこれまで多くの銘柄が右肩上がりの上昇トレンドを構成してきましたが、今回の下落によりチャートは見るも無残に崩壊しました。このためしばらくは揉み合いか下落トレンドに入る可能性があります。ただ、もう保有している分は仕方がないのでホールドするしかありません。幸いなことにNVIDIAはFANGと違って微量ながら配当は出しています。このため保有していてもインカムゲインが多少受け取れます。将来的に上昇が期待できる銘柄である分、今は我慢の時間なのかもしれません。着々と枚数を増やすことが肝要でしょう。

NETFLIX

NETFLIXですが、好決算後のブチ上げも束の間、他銘柄と共にナイアガラでした。但しAmazonと違うのは決算が好感を呼んでいるというところでしょう。11月に入ってからは中間選挙のリスクがあり出来高はどの銘柄も軒並み下げていますので、10月の内容だけを見ると上昇下落共に出来高は安定しています。このため今後の株価上昇は期待できると見れますが、NVIDIA同様チャートは崩れていますので戻すのにどれくらいの期間を要するかは不明です。

どのみち僕の場合は400ドルでの清算を目標にしていますから、それまでは黙ってホールドするのが良いでしょう。

PM

下落局面に強いディフェンシブ株筆頭のPhilip Morrisですが、安定の強さでした。決算も良好となり一時90ドルの壁を越えました。また、今後はアイコスの新バージョンが販売されることもあり、今後の製品の売れ行きに期待が高まっています。

僕も喫煙者としていろいろな方々を見ますし、話もする中で感じ取っているのは、アイコスユーザーが未だに増えてきているのと、次に発売されるアイコス3が2種類あることから、どちらを買おうかと迷っている姿が多くみられることです。中には2種類どちらも買うという人も少なくありません。やはり煙草に関しては未だに愛煙家が多くいることからこれからも安定した収益を上げられるのはないかと期待できますね。

僕はいい加減辞めたいんですけどね・・・。

新型アイコスについてはコチラ

PFE

前回の記事でかなり安定していると紹介しましたが、ここもディフェンシブ株らしく安定しています。先月と比較すると多少は下げましたがー1%と下落局面に強いことが確認されました。また、単価も安いため今後も資金が溜まれば比較的多くの枚数を購入できるところがこれらの銘柄の利点だと思いますので、要所要所で枚数を増やしていきたいと思います。

KO

コカ・コーラもこの大幅下落の中で堅調です。月末には決算発表があり、好業績を好感して買われました。青天井突入です。しかしながらキャピタルゲインを期待する銘柄ではないためほどほどに上がってほしいというのが正直なところですね。KOは生活必需品セクターと言うことで安定した企業運営を期待できます。しかし、今回の株価上昇は「下落局面に強い銘柄且つ好決算」と言うことに市場が反応したのではないかと推察しています。よって近いうちに調整が予想されます。

今後の方針

中間選挙後の市場動向について

再掲示になりますが、前回の記事の中でアメリカ議会の中間選挙について触れています。

今現在、僕は中間選挙の速報を見ながら記事を書いているわけですが、現状として上院は共和党、下院は民主党が議席過半数を獲得するようです。結果としてねじれ議会に突入するわけですが、最も最悪のシナリオと考えられた上下院同時に敗退により大統領弾劾からの市場下落ということはなさそうで一安心しています。

と言うよりは大方の予想通りの結果になりそうということで過敏に市場に反映されることはなさそうです。しかしながらご祝儀相場ともならないのが少し残念ではありますね。

今回の10月の下落については、この中間選挙のリスクも孕んだため予想よりも大きく売られました。このため市場の風向きを変えるには選挙戦の大勝が最も効果的なカンフル剤となると踏んでいましたが、今の速報報道がそのまま反映されるとなると株価回復までは時間がかかりそうですね。

10月の大幅下落から学んだこと

記事もしましたが、先月の大幅下落は投資家としての経験値を高めるものとなりました。授業料は法外な値段ですがね・・・苦笑

迷ったらこの記事を見直すよう教訓を箇条書きにしておきます。

  • ハイテク株は好調期に話題となりグロースとして割高で売買されていることを忘れてはいけないこと。
  • ポートフォリオをセクター別分散することが肝要であること。
  • 損切ラインを自分の中でしっかりと設定しておくこと。

グロース株投資をする上では割高感が出ている中で成長に対して先行投資するわけですから、従来の判断指標自体はあまり効果を発揮しません。特にPERなんてのは見ても無駄です。要するに成長率がどうかと言うところ1点に着目した売買が必要です。このあたりの嗅覚がまだ備わっていないのか知識不足なのかと言うことがありますが、ハイテク株は市場低迷期にはゴミクズ同然になる可能性もありますのでリスクを取る分それに対抗できる知識を蓄えておく必要はありそうですね。

おわりに

いかがでしたでしょうか?暴落と中間選挙・・・今後どうなっていくかなんて予想は非常に難しいですよね。実は米国株が下げに下げていたころ僕はお仕事で宮古島へ行っていまして株アプリは開くものの毎日酔っ払いの状態(最高にハイってやつ)だったわけです。当然この中では売買はしていませんが、市場が冷え込んでいる中、国内で最も温暖な地域でバカンスしていたわけですから何ともタイミングの悪い月間となりました。

ただ、今回の下落で好調な相場が終焉と言うわけではなさそうなので、いいレクリエーションになったと思い今後の投資生活に励みたいと思います。

最後までお読みいただきありがとうございました!

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