〔資産運用〕2018年10月ポートフォリオ アメリカ中間選挙次第で米国市場は氷河期になる?

こんにちは。びたみんしーただです。月替わりとなりましたので10月のポートフォリオ状況をポストしていきます。

先月時点での状況は以下をご覧ください。

今月のポートフォリオ

ポートフォリオ内訳

今回のポートフォリオの内訳を見ていきます。

今月の銘柄内訳ですが、先月からは変更なしです。

月末の買い増しを考えていましたが、想像以上にドル高が進んだため、為替差益を嫌っての判断です。

損益率内訳

全体的に順調な推移と言えます。Amazonは少し下げてますが、その他は先月から損益比率が改善されています。また、配当も徐々に入り始めますので、これらを再投資に回して今後の投資資金に充てていきます。

総評

Amazon

Amazonは一時的に大きく下落する局面がありました。これはAmazon社員と出店するショップ間で不正な金銭授受とレビュー書き換えがあったと報道されたためです。とは言え現在は$2000圏内に戻ってきており、何となくですがメディア操作がらみの大口買い増しチャンスを作っただけだったんじゃないかと思っていたりもします。

また、今日のニュースでAmazonが従業員の賃上げに応じたということで下落していたようです。しかしながら、これは時期はともかくとしていずれ対策を講じる必要があった部分でもあるのであまり気にしていません。

と言うより、ホワイトカラーに向かって行ってるのに売られるって株主厳しいっすね笑 まぁでも還元が受けられないもしくは減らされると判断すると確かに売りが出てもおかしくはないですよね。僕はまだまだホールドしますけど。

そういえば、9月にAmazonの時価総額が一時的にですが1兆ドルを超えましたね。但し、アップルもそうですがあくまでも時価総額の話であるので、総売上高ではありません。このため、次にAmazonが狙うべきは売上高1兆ドル企業ですね。これこそ本物の1兆ドル企業と言えるのではないでしょうか?

NVIDIA

NVIDIAですが、ショートスパンで見ると260-280のレンジをずっと揉んでいたわけですが、10月1日に290ドルを超えました。終値は289ドルですが場中に越えたことにより利確が少し出たのかなと推測しています。

何はともあれ購入から順調に推移してきていますのでガッチリホールドです。当面の目標は300ドルだったのですが、ゲーミング部門の適用性などが未だに株価に反映されていない、つまり搭載するゲーム機本体の発表などがないのでこれらの発表があって株価がぐんと上がった状態の時に売却を考えようかなと思っています。

それにしても、仮想通貨部門を切ったのはホント正解でしたね。今や仮想通貨も下火になってきているような気がしますが、米国株だけは順調も順調で怖いぐらいです。

NETFLIX

NETFLIXですが、やっとこさ380ドルまで戻してきました。相変わらず暇さえあればNETFLIXを見ているわけでしてこれは優良企業ですよ間違いなく。国内のDAZN等に比べたら良心的な価格ですし、以前ポストしたようにスポーツ関連の放送権などを獲得できればもっといいと思います。特に日本向けにNFLなどを放送できればかなりいいんじゃないかと思っていますが、米国最大のショービズでもあるので難しいですかね^^;

今後も重用させていただきますNETFLIXさん!ただ、株価が400ドルを超えた時点で一度利確しようかとも考えています。次の決算で月額を値上げした分がいい方向に作用すれば引き続きホールドし、ダメなら400ドル到達までホールドして売却かなと考えています。

PM

買った瞬間にぐっと下げたPMですが、やはり75ドルが抵抗線となって反発しました。元証券マンの友達に言われていた「高配当銘柄は利確ラインを決めておかなければずるずると含み損だけ増えていくので注意」という助言を大事にして注視していきます。

逆に言うと、この金言のおかげで範囲内であれば無茶できるなとも思っていますので、少し落ち着てい保有したいと思います。

ちなみに先日PMについてまとめさせていただきました。配当性向がかなり高いので、減配となるということもあり得ますが、生活必需品部門として今まで生き残ってきたこの銘柄に期待しています。

PFE

こんなに安定して大丈夫かと思うぐらい堅調なPFEですが、正直びっくりしています。これまでFANG中心に保有していたので毎日ニュースが何かしらあった生活をしていました。ところがこの銘柄を始め、最近組み入れた高配当銘柄はあまりニュースもない(掘っていないというのもある)のでこれだけ堅調だと不思議な感じがしますね。

この銘柄は30ドルが損切ラインと決めているので、これもPMと同じようにある程度気楽に保有していけたらなと考えています。実際のところ、こういった銘柄をうまいこと運用していくのはメンタリティの部分が非常に大事ですので自分がリラックスできる程度のルールを敷いて運用していくのが良いですね。

KO

コカ・コーラも堅調です。上値はある程度抑えられていますが、配当目当てなので気にはなりません。中期で見ると2年に1度程度底を打つタイミングがあるようなので、頭に入れておかなければなりません。逆に言うと今は頭打ち感があるので、ここからは下げのトレンドに入ることも想定しています。

しかしコカ・コーラはバッドニュースが多少あった程度では規模的に危ないということはありません。と言うわけで下げトレンドに入ったとしても買い増しをしっかりしておけばいずれにせよこのレンジに戻ってくるタームがあると推測しています。そういう意味では上記2つのPM、PFEと比較しても最も安定している銘柄です。

今後の方針

円安局面に備えたドル余裕を確保する

今回の反省点として、ドル替するタイミングがなく、114円まで来てしまったため、今月の買い増しができませんでした。普段からドルのストックをしておけば購入できたのにもかかわらずそれを怠ったことは反省すべき点であると思います。

とは言え、ストックしてないわけではないんですが・・・株安のタイミングでつい買ってしまったりとかしちゃっててそれがいけないんですよね~。ルールを決めてやっているならそれに従わなければならないですが・・・だって安かったんだもん。ってやつです。

今後は今回の反省を踏まえて、ドルの買い付け余裕を2,3か月分くらい常にストックしておくよう頑張ります!

しかしまぁ・・・これだけ上がると最近はやりのドル積立保険が如何にリスキーかわかりますね。1か月ちょっとで3円以上上昇しているわけですから、積み立てる側としてはたまったもんじゃないですよね。家計簿へのイレギュラーな打撃が懸念されます。

アメリカ議会の中間選挙が気になる

11月に控えたアメリカ議会の中間選挙ですが、トランプ大統領の所属する共和党の劣勢が連日伝えられています。これまで彼の実績としては、法人税引き下げから株高を招き、各方面への噛みつき?によって雇用を創出したり、記憶に新しいのは北朝鮮と韓国の南北平和条約への一役を担うなどが挙げられます。

しかし、この実績がアメリカ国民の心をどれだけ留めておけるか、または新規層を取り込めるかによると思います。実際、トランプ大統領はロシアゲートや女性関連のスキャンダルなどもあり、支持率は低下していると聞いていますがどうなのでしょうね?

ちなみに日本では新橋駅で1000人に世論調査をしたところ内閣支持率は1%だったという情報もあり、もう何を信じていいのやらですよね。少なくとも日本は労働者階級には支持されていないのでしょう。

共和党が負けるとどうなるの?

では中間選挙で共和党が負けるとどうなるのでしょうか?

まずは株価上昇に寄与してきた大統領陣営が負けたとみなされ、大幅な株価下落が懸念されます。トランプはそもそも1%の富裕層からの支持ではなく残りの99%の国民に支持されて当選していますので、大暴落と言っていい程の影響が出るでしょう。

また、大統領の弾劾裁判が議会過半数で可能となりますので、おそらく民主党が過半数の議席を獲得したと同時に大統領に対する弾劾裁判が決議され、トランプ大統領は強制的に降ろされてしまうと推測します。

その結果、中間選挙の暴落にさらに拍車をかける結果となるのは自明の理です。ご注意を。

じゃあ中間選挙前に売り切ればいいの?

では、リスクカットとして中間選挙前に売り切るのが正解なのでしょうか?

一方では正解だと思います。円安が続いており、1ドル114円という高水準ですので、売却後に円交換すればいい利益が出るでしょう。

しかし一方では、勝利によるご祝儀相場も期待されます。大統領選に当選してから早2年が経過しましたが、ダウは最高値をつけながら上昇しています。これにさらにガソリンを投入するようなものではないかと思っています。

本当に注意すべきは大統領選前の10月?

ただ、暴落のタイミングは何も大統領選後とは限らないのが難しいところです。トランプ大統領は経済の活性化を実績としてアピールしていくのは既定路線です。このため、逆に相手陣営はこのフラッグシップを破壊することで信用を失墜させる狙いもあるとみられています。つまり、投票前に市場が大幅下落するようなことがあれば、それは大統領陣営にとってかなりの逆風となり、選挙戦では圧倒的不利に転じるということです。

おわりに

いかがでしたでしょうか?9月は保有株が堅調で且つ円安局面だったので動くことがなかったです。また、来月はアメリカ議会の中間選挙が控えているため、おそらく企業単位のニュースや情報が関係ないぐらい、結果によっては下落するのではないかと懸念しています。Twitter等を見る限りだと、あまりその話題に触れている投資家の方が少ないように思いますが、皆さんのお考えもぜひ聞けることなら聞きたいですね。

最後に、実はNVDAやKOの配当が入ってきているので、それらを再投資に回すには回すのですが、雀の涙過ぎて公表できるレベルではないので、こっそり投資資金に回しますね!

いつか保有株数が多くなった時にこの時の話を笑って公開できればいいなと思っています。

最後までお読みいただきありがとうございました!

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